デュラララの二次小説サイトです。
同人、BLネタをご理解いただけない方は速やかにUターンをしてください。
また、全て原作とは一切関係ございません。
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|  | 臨也のマンションを出た静雄は自宅へ帰ろうと電車に乗って池袋の駅に着いた。 駅から出てサンシャイン通りに来ると見慣れた顔が所々にある。 静雄の姿を見て逃げるように隠れる者もいた。 そんな中、高校の制服を着たひとりの女子校生が静雄の前に立っていた。 「あのう・・・」 静雄はどこかで見たことがあるようなないような女子高生に声をかけられて片手で頭を抱えた。 「悪りい、誰だっけ?」 その言葉を聞いて彼女は戸惑うように視線をそらしてから、もう一度静雄の顔を見た。 「園原杏里です」 「ああそうだな・・・んで何か俺に用か?」 普段からあまり縁のない若い女の子に静雄はどう扱って良いのか少し戸惑った。 すると彼女は良いずらそうに言葉を紡いだ。 「セルティさんから・・・その・・平和島さんが愛のことで悩んでいると聞きました」 「愛?」 静雄は彼女が何を言いたいのかわからずに眉間に皺が寄る。 「あ、いえ、怒らないでください。あの・・その・・私の中の・・・あいえ」 はっきりしない杏里に時間がかかりそうだと認識した静雄は近くのガードレールに腰をかけた。これが男だったら多分イライラとして相手は宙を舞っていたことだろう。 だが、静雄は弱いものには優しかった。 おとなしそうな女子高生には時間がかかってもその言葉を待ってやろうと思ったらしい。 「実は私の中には罪歌という刃物があって・・・その」 それを聞いた静雄の眉がピクリと動いた。 「あめぇ・・・あの赤い目の奴らの・・・」 静雄の言葉に杏里が頷いた。 「私の中の罪歌が・・・あなたを愛したいと言うんです。でも・・・あのすみません・・・」 そこまで聞いて静雄は真っ赤になると急に立ち上がった。 「悪い俺帰るわ」 すると杏里は静雄の腕を掴んだ。一瞬時間が止まったように静雄が杏里の顔を見る。 だが次の杏里の言葉でその空気は一変した。 「平和島静雄さんは折原臨也を愛している」 静雄は両目を見開いた。 杏里はすぐに静雄の手を離して言葉を続けた。 「と罪歌が泣いていました。すみません・・・だからもう安心してください」 <続く> 読了、お疲れ様でした。 web拍手をありがとうございました。 もうすぐイベントですね プチオンリーがすごく楽しみです。 どんな静雄に会えるのかなぁ~ では27日よろしくお願いします。 PR |  | 
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臨也と幽はいつも静雄のことで険悪だと思います。
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