乳首に執着していた。
ねっとりと舐め上げながらもう片方では指先で器用にこねくり回した。
「甘楽・・さん・・・いやぁ・・」
帝人はヒクヒクと反応する雄を見られたくなくて両足を懸命に擦りあわせていた。
大体女装しているのは臨也の方なんだから、この体勢は違うんじゃないかと帝人は臨也を見つめていた。
「ん?どうしたの?こっち触って欲しい?」
臨也は女顔で帝人にそう言うと帝人はフルフルと首を左右に振った。
「もう・・・やめて・・こ・・んなの・・おかし・・い」
帝人は赤い顔で臨也にそう言うが臨也は楽しそうに帝人の体に唇でグロスをべったりとつけまわる。
「だって帝人君、かっわいいんだもーん」
相変わらずふざけた様子でそう言いながら耳元に唇を寄せると帝人の耳の中をねっとりと湿った舌が舐め上げた。
帝人は首筋から背中にかけてゾワゾワとした感覚に腰を浮かせると臨也はそれを見逃すことなく帝人の雄を握った。
「ああん・・・いやっ」
「うそうそぉ~だって帝人君のこんなにパンパンだよ~」
「いや・・・言うな・・」
「あ~あ・・こっちもヒクヒクだわ・・どれ」
「ひっ!いやっ・・臨也さ・・ああっ!」
臨也の人差し指が帝人の蕾に入れられて帝人は慌てた。
「だから、甘楽だってなんどいえば・・・それとも帝人君甘楽に入れたい?」
「いやぁぁぁぁ」
臨也の指は帝人の蕾の中を掻き回しながらその指が曲げられると帝人は大きな声を上げた。
「ビンゴ。帝人君の性感帯みっけ☆」
ウインクして帝人の耳を舐め上げた甘楽に帝人は突然ブルッと体を震わせた。
同時に臨也の手に帝人の吐き出した白い飛沫が飛び散った。
「わぁ~やっぱり帝人君若いね~こんなに元気よく飛び出すなんて・・けどね、甘楽はまだイっていいなんてひとことも言わなかったよ。だから」
ポケットから透明の糸を取り出した。それを両手に持って帝人の雄の先に巻き付けていく。
「痛い・・・何」
まだ達したばかりで萎みきらない帝人の雄に臨也は釣り糸を縛り付けた。
帝人の雄がパンパンになればこれで切れてしまうかもしれない。
「お仕置きだから痛くないとだめでしょ」
臨也は更に帝人の蕾の中へ指を入れながら回した。
「ひっ・・ああ・・いあぁぁぁ」
何度も性感帯を弄られて一度達したばかりだというのに帝人の雄はまた硬くなり始めた。
「ゆるして」
「だーめ」
いたずらをした子供のような臨也の顔が帝人の反応を見て面白がっていた。
<続く>
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